床掃除後の写真

オフィスやご自宅の床、ピカピカだと気持ちが良いですよね。今回のコラムでは、ピカピカな床がどうやって出来るのか・どうやってメンテナンスしているのかをご説明いたします。

コラムPoint

WAX塗布により、表面を均一にして光沢を出す事と床材を保護する事が出来る。

ポリッシャーの操作・パッドの判別には技術力が問われる。

WAX層を除去する剥離洗浄は高額になる可能性があるのでフロアメンテナンスは計画的に行う。

床掃除の仕方の図1

こちらは床の断面図です。

 

そもそも、なぜ床に光沢があるのでしょうか?

それはWAXにより床の表面が均一になるため照明・太陽光などの光を均一に反射するからです。WAXにラメの成分が入っていたりするわけではありません。

 

また、WAXには美観維持の他もうひとつ大事な役割があります。それは床材の保護です。WAX層が汚れたり傷ついたりしてもなんとかなりますが、床材自体に傷がはいるともう張り替えの選択肢しか残されていません。

床掃除の仕方の図2

WAXは日頃の歩行などで傷が入ったり汚れが付着したりします。WAXの層が全て無くなっているわけではありませんので床材自体に傷が入っている可能性は低いのですが、そうなると光を均一に反射せず光沢が落ちていきます。

 

そこで・・・

ポリッシャーの写真

ポリッシャー

パッド緑の写真

パッド(緑)

どこかで見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?ポリッシャー(床磨き機)の登場です。このポリッシャーにパッドを装着します。ちなみに、パッドには緑の他、白や赤・青・黒など研磨力の違う種類があります。現場の汚れ具合いを見てどのパッドを使えば良い仕上がりになるのかを判断します。ここは掃除屋の腕の見せ所です。


床掃除の仕方の図3

ポリッシャーで傷ついたWAX層を研磨していきます。(パッドが反時計回りに高速で動く)それにより傷の浅さと深さのムラをならすことが出来ます。勿論この時洗剤を使って汚れも同時に落とします。この時注意しなければならないのがポリッシャーを均一に回す事。ポリッシャーの操作は奥が深く経験の足りない職人が回すとムラが余計ひどくなってしまう事があります。ムラがひどくなると当然仕上がりに差が出てきます。

床掃除の仕方の図4

均一にポリッシャーを回した後、汚水を回収し再度WAXを塗布すれば再びピカピカの床に仕上がります。

しかし、清掃の都度WAXを塗りますので次第にWAX層が重なっていきます。またポリッシャーを均一に回している為、落とせなかった深い汚れや頑固な汚れが下層のWAXに溜まり次第に光沢があるのに黒ずんでいるといった現象が発生します。

剥離洗浄の写真
床掃除の仕方の図5

床掃除の仕方の図6

ここで剥離剤という洗剤の登場です。剥離剤を床面に塗る事でWAXを溶かしてくれます。WAX層を全て取り除いた後、またWAXの層をつくっていきます。ちなみにWAX層が重なれば重なるほど作業は大変になり≒作業金額が高額になります。その為、剥離を含めた計画的なフロアメンテナンスをお勧め致します。

洗浄単価の目安はこちらから

いかがでしたでしょうか?以上が床のメンテナンス方法です。ちなみに一口に床と言っても様々な種類があり、ここではは主にPタイル・長尺シート・CFシートの事を指しています。フローリングや石材・カーペットなどはメンテナンス方法が違いますのでご注意を。また近年コンビニ等の床ではセラミックタイルといわれる床材が主流になっています。これは表面がまっ平らで(だから光を均一に反射でき光沢がある)堅い為WAX管理を必要としない床材です。しかし、この床材もまだ欠点があり別のメンテナンス方法が必要となります。

床掃除後の写真2

Pタイル

床掃除後の写真3

長尺シート


→コラム2新フロアメンテナンスについてはこちらから

↓『参考になった!!』と思われた方、是非シェアをお願い致します。↓